概要

CO-OP教育とは(Cooperative Education)

CO-OP(コーオプ)教育とは、北米で100年の歴史と実績がある教育プログラムであり、学校での講義と企業での就業を繰り返すことで就業能力の向上を図る、就業体験学習です。

就業能力

 

学生が講義により基礎知識を学び、就業により現場で学んだ知識がどう活用されているのか、自分に足りない知識・技能は何かを理解し、講義や各種活動に臨むことで、真に目的意識を持った学生を育成します。

 

CO-OP教育のメリット

CO-OP教育の推進により、企業、学生、教育機関の3者にそれぞれメリットが生まれます。

企業
学生時代に多くの就業経験を積むことで、学生の就業意識を大きく向上させ、地域を担う優秀な人材を育成・輩出できます。
就業を通し、学生に貴社をより深く知ってもらうことができます。
学生を本科5学年時も継続して受け入れていただいた場合、1年をかけて取り組む卒業研究課題として、貴社が持つ技術課題解決に挑戦させることができます。

学生
就業をすることで、学校の講義だけでは得ることができない現場に即した専門知識・技術の習得や就業基盤能力が身につき、自己の更なるレベルアップを図ることができます。
就業をやり遂げたという自信は、これからの人生に必ずプラスとなります。

教育機関
学習に対する目的意識やキャリア意識が強化された向上心あふれる学生が増え、教育機関全体のレベルアップにつながります。
地域企業現場に即した内容を講義にフィードバックすることができ、地域に貢献できる学生を育成します。

 

インターンシップとの違い

インターンシップは1週間ないしは2週間の体験的な就業経験です。
本事業であるCO-OP教育は高専3年生から長期休暇を利用し、専門関連企業における仕事内容をステップアップしながら卒業年である5年生まで就業を行うものであり、「講義と就業を繰り返しながら、能力をステップアップさせていく」点がインターンシップとの違いであると言えます。